2011年10月21日金曜日

ジョブズ「妻と遺産」。(AERA, 2011年10月24日)



















『ジョブズ「妻と遺産」』の記事目当てで買った。
本町の紀伊国屋では最後の一冊。
立ち読みでボロボロになっていたが、
どうせ後で電子化するからいいかと思って、大して気にせず購入。
そうか、電子化にはこういう効用もあるかな。

米誌フォーブズは、今年9月の時点で、
ジョブズは総資産70億ドル(約5400億円)と見積もっており、
全米で39番目の金持ちであるとしている、らしい。
有名な話で、ジョブズのアップルの年俸は1ドルと言われているが、
保有するウォルト・ディズニ株が44億ドル、アップル株は21億ドルの価値があるという。

それらがどう配分されるのか、遺産の受取人にリサやモナが含まれているのかなどは不明だ。
ただ、ジョブズは生前、三つの不動産を本出に二つの財団を設立しており、これらを活用して、
税率35%という税や資産の公表を避ける手はずを整えたとの観測が、米メディアで拡がっている。

ほう…。
といいたいところだけど、これくらいならネットで読めたなあ。
まあ、結果として、「遺産」よりも、
ジョブズの「家族」にまつわるエピソードが読めたからいいけど。

でも、昔のAppleのPC「Lisa」が娘の名前に由来してるという話もある、
ということも一文どっかに入れて欲しかったなあ。
もっとも、アップルはこの件についてはノーコメントだし、
Lisaの発表は83年だけど、
70年代はジョブズは一貫して娘との血縁関係を否定していたらしいから、
偶然なのかな(もっとも、90年代には現妻ローリーンの勧めで数年間同居したらしい)。

ちなみに、そのLisaを起動させてしまおうという、
酔狂ともいえる、意欲的な試みを見つけた。

…月並みな感想になるけど、世の中にはいろいろな人がいるものだなあ。

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