2012年5月16日水曜日

「今年の1冊」レベルの期待度。

  


朝日新聞の書評で知ったマンガ。
内容の概要をみて、すぐに購入を決意。
わたしと同じような人が結構いたみたいで、Amazonは一時的に品切れ状態だった。

考えてみれば、今の日本はいつ暴動や革命が起きてもおかしくない。
社会的格差は大きくなる一方で、
予告犯が予告に使うSNSなどのネット環境は気軽にアクセスできる。
その気になれば、何が起こってもおかしくない。

今日は予告はしない。
お前らに言いたいことがあって枠をとった。 
…人間は自尊心がなくては生きていくことはできない。
もし失くしても生きているフリはできるが、
そんなのは生きてるなんて言える状況じゃないんだ。
俺がこの世で最も憎んでいるものは、
お前たちの中から自尊心を奪い取ろうとする何かだ。
「それ」はこの社会のどこにでも隠れている。
街ですれ違う人の視線、給湯室から聞こえてくる会話、
給料明細のよくわからない項目、偉そうな態度で職質をかけてくる警察官。
俺はお前達の生活を助けてやることはできないが、
お前達が今鬱積させているその感情を
少しくらいは救ってやることはできる。 
もしも今後、
理由もなくお前達を侮辱する人間が現れたら俺に言え。
俺が殺す。必ず殺す。
だから何も溜め込むな。

革命を起こすのは常に社会的弱者だ。
最近世界的にベストセラーになったこの本も挙げておこう。


  


今後の展開が楽しみなマンガ。
期待してます。


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